2024.05.16
5月

令和6年(2024)5月20日 北陸三大祭、福井「三国祭(みくにまつり)」です。

■5月20日 福井「三国祭(みくにまつり)」です。■

三国祭(みくにまつり)」は、北陸三大祭のひとつで、毎年5月19日から21日にかけて行なわれます。神輿2基、神宝棒持行列、武者行列、武者人形山車6基が町中に繰り出し、通りには700軒の露店が立ち並びます。

250年の歴史がある三国祭は、元禄10年(1697)大門町記録から始まります。宝暦3年(1753)神功皇后の山車が作られたと記録に残っていますが、これが現在の武者人形の起源です。

旧暦4月「申の日」を祭礼日として継承されてきた三国祭は、新暦採用後の明治6年(1873)に「毎年5月20日」と定められました。神仏分離以前の伝統を守り伝えられてきた祭は、ほかにあまり例を見ない行事です。奉仕者は毎年700人を超え、この日町全体が休日になります。

三國神社(みくにじんじゃ)」は、天文9年(1540)湊の住人・坂津清兵衛が、高柳村より流れて来た御神体を拾い上げ、正智院に納めたところから始まります。「正智院」は後に「桜谷神社」と改められ、明治5年(1872)には水門宮の御神体・継体天皇を合祀し、明治18年(1885)に「三國神社」と改称されました。御祭神は「大山咋命(おおやまくいのかみ、おほやまくひのかみ)」、「継体天皇(けいたいてんのう)」です。

三国祭の天気は、約1ヶ月前に行われる「雄島祭(おしままつり)」が晴れなら「晴れ」と言い伝えられています。雄島祭は雄島の大湊神社の祭礼のひとつで、三国町の安島地区の祭礼りです。

三國神社
◇福井県坂井市三国町山王6-2-80
◇公式サイト: http://www.mikunijinja.jp/
◇JR北陸本線「芦原温泉駅」三国町行きバス20分
◇北陸自動車道「金津IC」三国東尋坊方面へ
詳しくは……
三国祭(三国祭保存振興会):https://mikunimatsuri.com

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

例大祭が19日、山車神興巡行が20日、後日祭が21日に開催されるようです。20日の山車神興巡行は勇壮で見事な巡行です。さすが北陸三大祭りだけに壮観です。梅雨前のとてもいい季節です。三国祭を機会に是非お出かけ下さい。
季節の変わり目なので、読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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