2024.02.13
2月

令和6年(2024)2月17~23日 伊勢神宮「祈年祭(きねんさい)」です。

■2月17~23日 伊勢神宮「祈年祭(きねんさい)」です。■

広い神域の中に千古の杉に囲まれた「伊勢神宮(いせじんぐう)」は、神社本庁の本宗とされ、正式名称は「神宮」ですが、他の神宮と区別するために「伊勢神宮」と呼ばれます。「お伊勢さん」「大神宮さん」と広く親しまれています。

神道の神社では別格とされており、格付けはされません。明治政府により「国家神道の頂点の神社」として位置付けられました。

皇大神宮(こうたいじんぐう)」と呼ばれる「内宮(ないぐう)」と、「豊受大神宮(とようけたいじんぐう)」と呼ばれる「外宮(げぐう)」からなり、別宮・摂社・末社・所管社をあわせた125社を「神宮125社」と呼びます。

御祭神は、内宮・皇大神宮に「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」、御神体は「八咫鏡(やたのかがみ)」(三種の神器のひとつ)、相殿神に「天手力男神」「万幡豊秋津姫命」。外宮・豊受大神宮には「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」。相殿神に御伴神3座です。

「祈年祭(きねんさい)」は「としごいの祭り」ともいい、毎年2月17日に全国の神社で行われるお祭りのことです。五穀の豊穣と国の繁栄、皇室の安泰や国民の幸福などが祈願され、この日、宮中の賢所では祭具が行われ、天皇が御親拝にされます。

伊勢神宮では外宮と内宮それぞれで行われます。神饌(しんせん)をお供えし、豊作と平和をお祈りする「大御饌の儀(おおみけのぎ)」と、皇室から勅使が参向して奉仕される「奉幣の儀(ほうへいのぎ)」が執り行われます。
2月23日までの1週間、別宮・摂社・末社125社で執り行われます。

■豊受大神宮(外宮)
大御饌――午前4時 奉幣――午前7時
■皇大神宮(内宮)
大御饌――午前11時 奉幣――午後2時

伊勢神宮
◇皇大神宮(内宮):三重県伊勢市宇治館町1
◇豊受大神宮(外宮):三重県伊勢市豊川町279
◇公式サイト:https://www.isejingu.or.jp

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