■6月2日~4日「金沢百万石まつり」です。■
「金沢百万石まつり」は、加賀藩の藩祖「前田利家」が、天正11年(1583)6月14日、金沢城に入城した日を記念して始められたお祭りです。金沢城は、当時は尾山城といいました。
尾山神社での「封国祭」に合わせて、大正12年から昭和20年まで「金沢市祭」として行われてきました。利家を祀る尾山神社の例祭を中心に、加賀獅子舞や奉納相撲などが行われていましいたが、戦争により中断。昭和26年に「百万石まつり」として復活し、現在では市民総出の祭りとなっています。
呼び物の「百万石行列」は、石川門を出た大名・奴・少年武者・婦女風俗などの行列が約5kmの道のりを歩きます。加賀鳶の妙技や加賀獅子舞も披露されます。
「尾山神社(おやまじんじゃ)」の創建は1873年。旧社格は別格官幣社。境内摂社に歴代藩主を祀った金谷神社があります。神門は重要文化財指定。例祭は利家の命日である4月27日。
尾山神社
◇石川県金沢市尾山町11-1
◇JR「金沢駅」バス約5分
◇公式サイト:http://www.oyama-jinja.or.jp
◆「金沢百万石まつり」公式サイト:https://100mangoku.net
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
祭礼もさることながら、金沢市民総出の祭礼です。大名行列、薪能などの周辺イベントも盛りだくさんです。
梅雨前の観光にはいい時期です。北陸地方は夜半から冷え込みますので、お出かけの際には一枚余分にお持ちください。
お体ご自愛専一の程
筆者敬白