2023.05.30
6月
記念日・~の日・~週間

令和5年(2023)6月2日「横浜開港祭(開港記念日)」です。

■6月2日「横浜開港祭(開港記念日)」です。■

日米修好通商条約」の締結により、長崎港とともに横浜港が開港されました。当初、安政6年(1859)7月4日に、神奈川・長崎・函館を開港することになっていました。この日はアメリカの独立記念日にあたります。
次の「日蘭条約」もこれを踏襲しましたが、続く「日露条約」で7月1日とされ、「日英条約」もそれに従うかたちになりました。結局アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5ヶ国すべてに対して、陽暦7月1日(グレゴリオ暦で6月2日)に開港されることになりました。

もともとは、神奈川が開港の候補地とされていましたが、東海道沿いで外国人とのトラブルが予想されたため、当時は辺鄙(へんぴ)で取り締まりしやすかった横浜の地が選ばれました。横浜は水深も十分にあり、港として優れていたため、開港後は急速に発展しました。

開港1周年にあたる万延元年の6月2日、洲干弁天社(厳島神社)で祭礼が挙行され、山車や手踊りで開港を祝ったのが「開港記念日」の始まりです。毎年この日を中心に「横浜開港記念みなと祭」が行われます。
※洲干弁天社は昭和43年(1968)、区画整理に伴い移転。

◇開催地:臨海パーク、みなとみらい21地区、山下地区、新港地区、その他周辺

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆

そろそろ九州など西の方から梅雨入りの便りが聞こえてくる頃です。鬱陶しい季節ですが、梅雨が明けると本格的な夏。今年の夏も電力不足が心配されています。今年の梅雨は平年並みで、夏は猛暑との予報もあります。ともあれ夏バテなさらないよう今のうちから体力をつけましょう。
読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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