2022.06.02
6月
今月の展望

【令和4年6月】七赤金気月、丙午 水無月の展望

◆◆◆「6月の展望」◆◆◆
 6月6日~7月6日(水無月 芒種~小暑の前日迄)
 二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし
 今月の干支 「丙午」ひのえ・うま
 今月の九気 「七赤金気」しちせき・きんき
 今月の二十八宿 「室宿」しつしゅく、「北方玄武」ほっぽうげんぶ

190110_1.jpg■「丙」ひのえ・へい 陽の火 ——————
丙の字は、脚が張り出た台を形取ったもので、そこから、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態の意味として、十干の3番目に宛てられました。「ひのえ」(火の兄)ともいいます。
■「午」うま・ご 陽の火 ————-
「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされます。後に、覚え易くするために動物の馬が割り当てられました。
「室宿」しつしゅく、「北方玄武」ほっぽうげんぶ ————-
「室宿」しつしゅくは、和名「はついぼし」です。「北方玄武」七宿の六宿(番目)にあたります。距星(中心になる星)はペガサス座のα星、α星・β星・γ星・そしてアンドロメダ座のα星からつくられる四角形は、ペガススの四辺形「秋の大四角形」として知られています。
≪室宿の吉・凶≫ 神仏祭祀、祈願、婚礼、祭祀、船乗り、井戸掘り、造作、戦、狩猟などにはいい月です。反対に葬送、遠出には適しません。

■「七赤金気」しちせき・きんき ————-
◆雑気◆兌(酉)・西・少女・沢・秋・悦び・金銭・口・家庭・団欒・飲食・酒食・弁説・談話・引退・遊興・贅沢・浪費・散財・遊び・金融・銀行・経済・不満・不足・不十分・不注意・欠陥・腹七分など。
◆天象◆西風・降雨・日没・夕暮れなど。
◆場所◆沢・湖・窪地・溝・浅瀬・養鶏場・質屋・銀行・喫茶店・飲食店・バー・スナック・キャバレー・アクセサリー店など。
◆事物◆金物・刃物・鈴・上部に凹みのある物・修理した物・一部破損のある物・借金など。
◆人事◆少女・妾・後妻・舞妓・芸人・芸者・ホステス・飲食店主・喫茶店主・金融業者・銀行員・弁護士・講演者・通訳者・宝石商など。
◆生理◆右肺・腎臓・口腔など。
◆飲食◆辛味・鶏肉・親子丼・鳥スープなど。
◆動物◆鶏・フラミンゴ・沢鳥など。
◆植物◆桔梗・萩・藤袴・撫子・月見草・コスモス・すすき・秋草類・沼沢地帯の草花など。

111007_19.jpg◆◆◆ 七赤金気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、不足の天候で気温は低め。
○肺結核・腎臓病・糖尿病・貧血症などに注意。
○経済、為替、金融関係、食糧・飲食関係、遊戯関係等の問題が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼経済悪化、為替の乱高下、金銭トラブル、金融機関の不祥事、食糧問題、食中毒、社交場・遊技場でのトラブル事件が気になる月です。
▼テロ、暴動、発砲事件、過激的な事件、思想に関するトラブル、落雷、火災などが気になる月です。
▼大雨、洪水、水害、干ばつ水害、海難事故、水難事故、家出、策謀、裏切り事件保障問題、裏工作等が社会の関心事となります。
▼営業悪化、労働問題、労働争議、古い未解決の事件の再燃、土地不動産のトラブル事件、高齢の女性が事件に巻き込まれるなどのある月柄です。
○政治、教育、宗教問題、交通問題、スポーツに関する明るい話題が期待できる。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た東方位、西方位及び南方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居から見た東方位及び西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆◆◆ 気学とは ◆◆◆◆
気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて、はじめて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、たどり着くまでを「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。
一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。
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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるので
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。
このように天からの恩を忘れず、感謝することで「幸せになる」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2022.06.01]

 

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