2016.06.02
今月の展望

【平成28年6月】七赤金気月、甲午 水無月の展望

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◆◆◆「6月の展望」◆◆◆

  6月5日~7月6日(水無月芒種~小暑の前日迄)
  二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし
  今月の干支 「甲午」きのえ・うま
  今月の九気 「七赤金気」しちせき・きんき 

■「甲」きのえ・こう 陽の木 —————— 
甲の字は亀の甲羅を形取ったもので、そこから、甲羅のような堅い殻に覆われた種の状態の意味です。
日本では「きのえ」(木の兄)ともいいます。 

■「午」うま・ご 陽の火 ————- 
「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされます。
後に、覚え易くするために動物の馬が割り当てられました。 

■「七赤金気」しちせき・きんき ————- 
雑気★兌(酉)・西・少女・沢・秋・悦び・金銭・口・家庭・団欒・飲食・酒食・弁説・談話・引退・遊興・贅沢・浪費・散財・遊び・金融・銀行・経済・不満・不足・不十分・不注意・欠陥・腹七分など。 
天象★西風・降雨・日没・夕暮れなど。 
場所★沢・湖・窪地・溝・浅瀬・養鶏場・質屋・銀行・喫茶店・飲食店・バー・スナック・キャバレー・アクセサリー店など。 
事物★金物・刃物・鈴・上部に凹みのある物・修理した物・一部破損のある物・借金など。 
人事★少女・妾・後妻・舞妓・芸人・芸者・ホステス・飲食店主・喫茶店主・金融業者・銀行員・弁護士・講演者・通訳者・宝石商など。 
生理★右肺・腎臓・口腔など。 
飲食★辛味・鶏肉・親子丼・鳥スープなど。 
動物★鶏・フラミンゴ・沢鳥など。 
植物★桔梗・萩・藤袴・撫子・月見草・コスモス・すすき・秋草類・沼沢地帯の草花など。 


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◆◆◆ 「七赤金気」中宮月 まとめ ◆◆◆ 
天候は、不足の天候で寒い。肺結核・腎臓病・糖尿病・貧血症などに注意。 
経済、為替、金融関係、食糧・飲食関係、遊戯関係等の問題が話題になります。 

今月は、 
大風、台風、突風、竜巻、感冒、インフルエンザ、ウィルス性の病などの話題が気になる月です。 
経済、為替は波乱があります。金融機関の不祥事、遊技場、飲食店、酒場などでのトラブル事件、食品偽装や食中毒も気になる月です。 
船舶、航空機に関するトラブルや事故、化学薬品、医薬品に関する事件事故、医療ミス、政治、教育、宗教でのトラブル事件が懸念されます。 
貿易、遠方との取引、電話、インターネットなどの通信関係のトラブルも懸念されます。 
労働問題、営業問題、土地不動産、骨董品、ご婦人に関する明るい話題も期待できます。 

≪経営者、管理者必見≫ 
今月は会社、事務所等から見た東、西及び北方位との新規取引は延期等見合わせてください。 
また会社や事務所、住居の東及び西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆◆◆ 九星気学とは ◆◆◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて、はじめて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、たどり着くまでを「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。

そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。

このように天からの恩を忘れず、感謝することで「幸せになる」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2016.05.24]

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