■4月7日世界保健デーです。■
世界保健デーは、世界保健機関(WHO)が設立された昭和23年(1948)4月7日を記念して制定されたものです。毎年、世界的に影響を及ぼしている保健課題の1つに焦点をあてたグローバルなキャンペーンが展開されます。
世界保健デーのテーマは毎年変わり、世界的に重要であり課題性のある事項に焦点を当てて、健康に関心を高め対策行動への契機とするために設定されます。
令和2年中国武漢から始まった武漢肺炎(新コロナウイルス)の猛威は、世界中の経済活動を麻痺させるまでに発展しています。すでにイタリアでは医療崩壊が現実化し、ドイツのメルケル首相やイギリスのジョンソン首相も感染したとの報道です。日本国内でも安倍首相をはじめ小池都知事らが、首都封鎖の報道が取りざたされています。外食関連や観光産業では先の見えない現状を危惧しています。千鳥ヶ淵、目黒川や上野恩賜公園では桜の満開時期に合わせて通行規制を実施しました。
令和4年3月21日には、第6波オミクロン株武漢肺炎(新コロナウイルス対策の蔓延防止対策も、全面解除の方向です。日本国内では3回目のワクチン接種を推進しています。近隣の国では中国でのパラリンピック最中にパンデミックが起こりました。韓国では最大の感染者数です。タイやドイツでは一旦下火になった感染者数が増加傾向です。減少傾向の日本でも第7波の不安もあります。
世界的にコロナウイルスが蔓延した原因には、WHOのテトロス事務局長がパンデミック宣言を故意に遅らせたとの情報もあり、日本国内はもとより、コロナウイルスによって世界情勢は混とんとしています。
◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
目立たない活動のように感じられますが、日ごろからの衛生観念が私たちの社会に根付いているのは、WHOのような地道な活動があったからにほかなりません。衛生観念や意識の低い地域や国が、いくら経済発展していても、根本にあるのは地道なWHOのような活動を忘れてはなりません。
筆者敬白