■1月17日「防災とボランティアの日」です。■
政府や行政の対応が遅れた一方、学生を中心とした各種のボランティア活動及び、住民の自発的な防災活動の重要性が広く認識されました。
1月15日~21日「防災とボランティア週間」
これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、「防災とボランティアの日」の制定が決定されました。
翌、平成8年(1996)から、この日を中心に前後3日を含む計7日(1月15日~21日)が「防災とボランティア週間」と定められ実施されます。
この機会をきっかけとして、各家庭の防災対策は十分なのか、改めて確認してみることをお勧めします。
災害発生によって家族が離れ離れになったら、どうやって連絡を取り合うのか、どんな経路で避難し どこで落ち合うのかを、あらかじめ家庭内で取り決めておくことも重要です。
電話やメールが使えなくなる事態を想定しながら、確認してみましょう。
※主な非常用品です。ぜひ準備してください。
■ 飲料水
■ 食料
■ 燃料(カセットコンロ、予備のコンロ用ボンベ、固形燃料、マッチ、ライターなど)
■ 懐中電灯など明かり(懐中電灯(1人につき1個)、予備電池、ろうそくなど)
■ 情報通信機器(停電時のために携帯ラジオ、携帯テレビ、携帯電話用充電器、予備電池など)
■ 救急用品(傷薬、絆創膏、包帯、三角巾、常備薬など)
■ 避難用具(ヘルメット、防災頭巾、軍手、ロープ、厚底の靴、工具類)
■ 貴重品(現金、通帳、身分証明書等)
■ 生活用品
※あると役立つものです。用意しておきましょう。
■ 笛(周囲に自分の存在を知らせたい際に役立ちます)
■ マスク(伝染病の予防や、埃の中で作業する際に役立ちます)
■ 使い捨てカイロ(寒冷時に役立ちます)
■ ビニール袋、ビニールシート、ウェットティッシュ、ラップ、新聞紙(何かと役立ちます)
※水/災害復旧までの数日間(最低3日間)必要です。
飲料水(煮炊き用を含む)は最低大人1人あたり9リットル(1日3リットル×3日分)が目安です。
このほかに洗濯、風呂、洗面用など多量の生活用水が必要となりますので、日頃から災害時に備え、より多くの水を確保しておくことが大切です。生活用水確保のためには、浴槽に水を貼っておくと良いでしょう。
※食料/災害復旧までの数日間(最低3日間)必要です。
保存性の高いもの(フリーズドライ食品、アルファ化米、缶詰、インスタント食品など)やそのまま食べられるもの(クラッカーなど)を、最低でも3日間分、可能な限り1週間分は家庭に確保しておきましょう。
※災害用伝言ダイヤル(171)・災害用伝言板(web171)
NTTグループ3社では「防災とボランティア週間」に、災害発生時の安否確認手段として運用しる「災害用伝言ダイヤル(171)」と「災害用伝言板(web171)」の体験利用を実施しています。
詳しくはHPにて
◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
いつまでもあると思うな親と金、無いと思うな運と災難
古くからの口上です。
防災とボランティアの日をきっかけとして、各家庭の防災対策は十分なのか、改めて確認してみましょう。
筆者敬白