2014.12.07
今月の展望

【平成26年12月】七赤金気月、丙子、師走の展望

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◆◆◆「12月の展望」◆◆◆


 12月7日~1月5日(師走 大雪~小寒の前日迄)
  二十四節気 「大雪」たいせつ「冬至」とうじ
  今月の干支 「丙子」ひのえ・ね
  今月の九気 「七赤金気」しちせき・きんき


■「丙」ひのえ・へい 陽の火 ——————


丙の字は、脚が張り出た台を形取ったもので、そこから、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態で、十干の3番目に宛てられました。日本では「ひのえ」(火の兄)ともいいます。


■「子」ね・し 陽の水 ————-


『漢書』律暦志によると「子」は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされています。


■「七赤金気」中宮月


雑気★兌(酉)・西・少女・沢・秋・悦び・金銭・口・家庭・団欒・飲食・酒食・弁説・談話・引退・遊興・贅沢・浪費・散財・遊び・金融・銀行・経済・不満・不足・不十分・不注意・欠陥・腹七分など。

天象★西風・降雨・日没・夕暮れなど。

場所★沢・湖・窪地・溝・浅瀬・養鶏場・質屋・銀行・喫茶店・飲食店・バー・スナック・キャバレー・アクセサリー店・など。

事物★金物・刃物・鈴・上部に凹みのある物・修理した物・一部破損のある物・借金など。

人事★少女・妾・後妻・舞妓・芸人・芸者・ホステス・飲食店主・喫茶店主・金融業者・銀行員・弁護士・講演者・通訳者・宝石商など。

生理★右肺・腎臓・口腔など。

飲食★辛味・鶏肉・親子丼・鳥スープなど。

動物★鶏・フラミンゴ・沢鳥など。

植物★桔梗・萩・藤袴・撫子・月見草・コスモス・すすき・秋草類・沼沢地帯の草木など。


◆◆◆ まとめ ◆◆◆「七赤金気」中宮月


○天候は、不足の天候で寒い。肺結核・腎臓病・糖尿病・貧血症などに注意。

○経済、為替、金融関係、食糧・飲食関係、遊戯関係等の問題が話題になります。

○今月は、青年や若者が当事者になる事件・事故、詐欺、火災、火山の噴火、テロ、暴動、発砲事件などが悪い形で出てきます。

○お金、食、遊戯に関することで明るい話題になります。

○悲惨な交通事故、スポーツ関係でのトラブル事件、株価の乱高下には注意が必要です。

○大納会や大発会での株価は気になりますね。

○古い問題、古い事件の再発、営業労働問題、

○土地不動産の問題、ご婦人に関する事件や事故なども気になります。

○また地震、山の事故、土砂崩れ、がけ崩れ、雪崩、転落、落下、落石、交代事など悪い話題も世間の関心を集めます。

≪経営者・管理者必見≫

○今月は会社、事務所等から見た東、西及び南方位との新規取引は延期等見合わせてください。

○また会社や事務所、住居の東及び西の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。


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◆◆◆◆ 九星気学とは ◆◆◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて、はじめて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、たどり着くまでを「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。

そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。

このように天からの恩を忘れず、感謝することで「幸せになる」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2014.12.07]

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