2013.06.06
今月の展望

【平成25年6月】七赤金気、水無月の展望

121004_1.jpg ◆◆「6月の展望」◆◆
 6月5日~7月6日(水無月 種~小暑の前日迄)
 二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし
 今月の干支 「戊午」つちのえ・うま
 今月の九気 「七赤金気」しちせき・きんき

「戊」つちのえ・ぼ 陽の土 ——————
戊の字は「茂」に通じ、植物の成長が絶頂期にあるという意味で、十干の5番目に宛てられた。日本では「つちのえ」(土の兄)ともいう。

「午」うま・ご 陽の火 ————-
「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の が割り当てられた。

「七赤金気」中宮月
雑気★兌(酉)・西・少女・沢・秋・悦び・金銭・口・家庭・団欒・飲食・酒食・弁説・談話・引退・遊興・贅沢・浪費・散財・遊び・金融・銀行・経済・不満・不足・不十分・不注意・欠陥・腹七分など。
天象★西風・降雨・日没・夕暮れなど。
場所★沢・湖・窪地・溝・浅瀬・養鶏場・質屋・銀行・喫茶店・飲食店・バー・スナック・キャバレー・アクセサリー店・など。
事物★金物・刃物・鈴・上部に凹みのある物・修理した物・一部破損のある物・借金など。
人事★少女・妾・後妻・舞妓・芸人・芸者・ホステス・飲食店主・喫茶店主・金融業者・銀行員・弁護士・講演者・通訳者・宝石商など。
生理★右肺・腎臓・口腔など。
飲食★辛味・鶏肉・親子丼・鳥スープなど。
動物★鶏・フラミンゴ・沢鳥など。
植物★桔梗・萩・藤袴・撫子・月見草・コスモス・すすき・秋草類・沼沢地帯の草木など。

◆◆ まとめ ◆◆ 七赤金気中宮月
○天候は、不足の天候で寒いです。
肺結核・腎臓病・糖尿病・貧血症などに注意が必用です。
○経済、為替、金融関係、食糧・飲食関係、遊戯関係等の問題が話題になります。

○今月は、地震、火災に注意が必要です。用心しましょう。
○詐欺事件などが社会を賑わすことになりますので「母さん助けて詐欺」などにくれぐれも注意してください。
○女性問題や事件、労働問題、営業問題、労働争議、古い事件の再発なども懸念されます。ひとたび問題が起こると長引きます。
○株価は比較的安定しますが、為替の乱高下や波乱に注意が必要です。
○為替の波乱による経済の悪化が懸念されます。この時期FXには要注意です。
○金銭強奪や偽札事件、金銭トラブルなどにも十分注意してください。
○遊技場や行楽地でのトラブル事件、事故や食中毒などが懸念されますので注意してください。
○裏切り、策謀、スパイ事件、家出、誘拐、色情トラブルなども懸念されます。

≪経営者・リーダー必見≫
○今月は会社、事務所等から見た東、西及び北方位との新規取引は延期等見合わせてください。
○また会社や事務所、住居の東及び西の戸締りを厳重にして防犯に努めてください

 

tembo_header.jpg

◆◆ 九星気学とは ◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

************============************
私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

************============************
季節の入れ替わりに配置される「土用」ですが、今月の16日から5月4日迄の期間は「春の土用」です。土用によって春は消滅し、夏が生成されます。5月5日「立夏」となって暦の上では夏の季節に入ります。
 
土用はあらゆるものを荒廃させ、死滅させる作用を持つとと同時に、新しいものを育む作用を持ちます。命あるものは、腐敗、死滅して土に帰り、一方、新しい命は土の中に生じています。すべてに始めがあって「壮ん」となり、そして終わります。これが「生・旺・墓」の三合の理ですが、土用の月は「墓」にあたりますので、今月は物事が終結し、結果が出る月と考えられます。

特に、春の始め「2月」に生じた事柄は、「3月」に壮んとなり「4月」に終わりを迎え結果が出ます。今月中に終結しない事柄は、来月「5月」に再スタートし「7月」には結果を出す努力をすべき、ということになります。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 

[2013.06,07]

この記事をシェアする
   

関連記事

人気のタグ

  • その他人気タグ: