2013.03.02
今月の展望

【平成25年3月】一白水気、弥生の展望

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◆◆「3月の展望」◆◆
 3月5日~4月4日(卯月 啓~清明の前日迄)
 二十四節気 「啓蟄」けいちつ「清明」せいめい
  
今月の干支 「乙卯」きのと・う
 今月の九気 「一白水気」いっぱく・すいき

「乙」きのと・おつ 陰の木 ——————
乙の文字は、ジグザグさを形取ったもので、そこから、から出たが地上に出ようとして曲がりくねった状態の意で、十干の番目に宛てられました。日本では「きのと」(木の弟)とも呼びます。

「卯」う・ぼう 陰の木 ————-
「卯」は、史記』律書によると「茂」(ぼうしげるの意味)、または『漢書』律暦志によると「冒」(ぼう:おおうの意味)で、草木が地面を蔽うようになった状態を表しているとされています

◆「一白水気」いっぱくすいき◆

雑気◇北・坎・白・冬・夜・暗・穴・写・裏・盲・病・貧・胎。陥る・寝る・眠る・下がる・垂れる・浸る・漬ける・落す・消す・消える・隠れる・足跡・手品・水力・海水・水害・寒冷・沈殿・沈没・流れる・濡れる。洗面・入浴・水泳・潜在・隠匿・行方不明・敗北・没収。引き込む・沈着・立ち消え・湿布・交わり・苦しみ・悩み・泣く・困難・窮地・恐慌・愁眉・落胆・失恋・約束・遺恨・強情・失念・思案・思念・計画・創造・無言・孤独・親愛・秘密・密会・色情・塗る・染まる・結ぶ・連結など。

天象◇雨・雪・霜・霧・雲・霞・露・水気・寒冷・冷気・水蒸気・月光・星光など。

場所◇水田・水源地・温泉地・海中・河川・池・井戸・滝壺・穴の中・深い所・暗い所・寒い所・寂しい所・裏口・裏門・寝室・浴槽・洗面所・天井裏・水道局・水族館・留置所・土牢・空き家など。

事物◇心棒・釦(ぼたん)・筆・ペン・インク・墨・漆・染料・消火器・クジラ幕(黒白の幕)・位牌・石碑・如雨露・蒸気・日蔭・人影・袈裟・裃・手拭など。

人事◇中年の男性・部下・配偶者・僧侶・著述家・哲学者・書家・魚屋・漁師・塗装業・染色業・裸体・病人・スパイ・愛人など。

生理◇腎臓・鼻孔・耳孔・陰部・膀胱・尻・生殖器・精液・卵巣・睡眠など。

飲食◇冷水・飲料水・牛乳・塩・醤油・塩漬物・塩辛・蛋白質・魚類など。

動物◇烏賊・蛸・海月・おたまじゃくし・狐・ラッコ・モグラ・豚・鼠・コウモリ・猫・蛍など。

植物◇水仙・福寿草・蘭・蓮華・水草・藻・寒椿・藤の花・柳など。
◆◆ まとめ ◆◆ 
「一白水気」中宮月
○天候は、寒く雨(雪)が多い。
○皮膚病、不眠症、痴呆症、ガン、糖尿病、下の病に注意。
○交際取引、スパイ行為、家出、策謀、色情問題等が話題になります。
今月は、大雨、大雪、洪水、水害、津波、水の事故、裏切り、策謀、スパイ事件、誘惑、誘拐、家出事件等が気になる月です。
○地震、雪崩、土砂崩れ、がけ崩れ、山岳事故、船舶事故、医療事故等が懸念されます。
○また政治、教育、宗教問題でのトラブルや事件などが懸念されます。
≪経営者、リーダー必見≫
○今月は会社、事務所等から見た北、南及び西方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の北及び南の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。
tembo_header.jpg◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
私達は自然の中で生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。


何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異といえば地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。


[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと表現します。時というタイミングを得ると、実力以上の成功や結果に恵まれます。これも実力の内と言えるでしょう。 

[2013.3.2]

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