2012.10.11
雑節・歴注・撰日

10月14日「天赦日(てんしゃび)」です。

■10月14日「天赦日」です。
110906_19.jpg天赦日:てんしゃにち・てんしゃび」とは、選日や雑注にも入れられる歴注のひとつで、天が万物の罪を赦す(ゆるす)日とされる「最高の恩赦日」「極上の大吉日」です。

歴に「万よし」と書かれるのは天赦日に限ります。現代風に考えれば、日曜と祝日と祭日と大安が重なった最良の日と言えます。この日「百神が天に昇る日」とされ、天が地上の万物を生養し、その罪を許します。
 
天赦日は年に5~6日あります。
立春から立夏の前日までの「戊寅の日」
立夏から立秋の前日までの「甲午の日」
立秋から立冬の前日までの「戊申の日」
立冬から立春の前日までの「甲子の日」

天赦日はとにかく「何事にもよい日」とされています。特に創業、設立、開店、購入、結婚、婚約、建前、出産、転居、入学、和解、面接、採用、人事、新規企画、契約、約束、出発、男女のいとなみ、などには良い日です。 今回の天赦日は立秋から立冬の前日までの「戊申の日」にあたり、次の天赦日は12月29です。

◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
今月は10月8日「寒露」でした。立秋から数えて2回目の「天赦日」です。今回の天赦日では、今までの罪穢れを許していただきましょう。
新規開店転居転職など何をとっても良い日です。これを機会に志を立てることも大願が成就するかもしれません。
筆者敬白

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