■5月31日「世界禁煙デー」です。■
世界禁煙デー(World No-Tobacco Day)は、WHO(世界保健機関)が制定した、世界的に禁煙を推進するための日です。
世界保健機関が設立40周年を迎える1988年4月7日を「第1回世界禁煙デー」と定めめました。以後、世界禁煙デーを毎年5月31日とすることが定められ、翌年1989年から、この日に実施されています。
趣旨(厚生労働省HP):たばこが健康に悪影響を与えることは明らかであり、禁煙はがん、循環器病等の生活習慣病を予防する上で重要である。
「健康日本21(第二次)」やがん対策基本計画の目標でもある「未成年者の喫煙をなくす」ためには、喫煙による健康影響を認識させることが重要である。また、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づく第2回締約国会議において、「たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイドライン」が採択され、我が国においても、平成
22年2月に、基本的な方向性として、公共の場は原則として全面禁煙であるべき等を記した通知を発出し、平成24年度においては、受動喫煙防止対策の徹底について通知を発出したところである。
今年度は、たばこを減らすことで命を守ることを目的として、「2020年、スモークフリーの国を目指して ~東京オリンピック・パラリンピックへ向けて~」を禁煙週間のテーマとし、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発を積極的に行うものである。
世界禁煙デーの趣旨は、たばこが健康に悪影響を与えることは明らかであり、禁煙は、がんや循環器病等の生活習慣病を予防する上でとても重要です。といった点を強調しています。
「健康日本21」や、がん対策基本計画の目標でもある「未成年者の喫煙をなくす」ためには、喫煙による健康に対する影響を啓蒙することがとても重要だ。としています。
また、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づく第2回締約国会議において、「たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイドライン」が採択されました。日本でも平成22年2月からこれからの方向性として、公共の場は原則として全面的に禁煙であるべきといった啓蒙活動始めています。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
喫煙者には肩身の狭い時代になってきました。病院の待合室、家庭はおろか、職場、飲食店でも分煙や禁煙のムードが広がっています。
東京オリンピックを迎えるに当たり、受動喫煙を防ぐために、飲食店内を禁煙にする法案の調整が与党で審議されています。心ない議員の「がん患者は働かなければいい」といった発言も報道されました。にわかに禁煙推進のムードです。
最近では禁煙治療が健康保険対象になるケースもあり、この日を機会に禁煙にチャレンジしてみましょう。
筆者敬白