2022.01.30
2月

令和4年(2022)2月1~5日 尾鷲まつり 天下の奇祭 ヤーヤ祭り です。

■2月1~5日「尾鷲まつり」です。■

210203_34.jpg「尾鷲まつり」は、毎年2月1~5日に行なわれる尾鷲神社の例祭です。「尾鷲:おわせ」は、平安時代から熊野信仰の盛んな土地でした。鎌倉時代には伊勢神宮の荘園がこの地方に広がり、伊勢神宮系の神社が創設されるようになりました。尾鷲神社はその代表的な神社で、光林寺(現:金剛寺)の鎮守として「大宝天王」と呼ばれていましたが、寛文3年(1663)以後は光林寺から分離して現在に至っています。祭神は「建速須佐之男命」。
 190129_12.jpg例祭5日の晩、お獅子出御の儀式が執り行なわれます。「山方向け、浜方向け」と祭りの際、この獅子頭の向く方向で豊凶を占います。この獅子頭は、文禄年間(1592~96)のもので、本殿内の獅子殿に安置され、神の依代として崇敬されます。(県有形民俗文化財指定)

尾鷲神社の左隣「金剛寺:こんごうじ」は、曹洞宗の寺院で、正徳4年(1714)寺号の「光林」が、紀州藩主3代綱教の院号と同じであるということから金剛寺に改められました。後に、この地方有数の寺格を持つ「熊野五ヵ寺」の一つに数えられるようになりました。

尾鷲神社
◇三重県尾鷲市北浦町12-5
◇尾鷲の大楠


190128_18.jpg◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
大きな楠の木が有名で、見事な写真がありました。楠の木は大木になることが珍しいらしく、これほど大木にはなかなかお目にかかれないとのコメントがありました。
寒い時期です。尾鷲まつりにお出掛けの方はくれぐれもお風邪などお召しにならないよう。
お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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