■11月17日「天赦日(てんしゃび)」です。■
「天赦日:てんしゃにち・てんしゃび」とは、選日や雑注にも入れられる歴注のひとつで、天が万物の罪を赦す(ゆるす)日とされる「最高の恩赦日」「極上の大吉日」です。
歴注に「万よし」と書かれるのは天赦日に限ります。現代風に考えれば、日曜と祝日と祭日と大安が重なった最良の日と言えます。
この日「百神が天に昇る日」とされ、天が地上の万物を生養し、その罪を許します。
◆天赦日は年に5~6日あります。◆
立春から立夏の前日までの「戊寅の日」
立夏から立秋の前日までの「甲午の日」
立秋から立冬の前日までの「戊申の日」
立冬から立春の前日までの「甲子の日」
今回の天赦日は、「立冬から立春の前の日までの甲子の日」にあたります。
◆次の天赦日は来年の1月16日です。
「天赦日」はとにかく「何事にもよい日」とされています。特に創業、設立、開店、購入、結婚、婚約、建前、出産、転居、入学、和解、面接、採用、人事、新規企画、契約、約束、出発、男女のいとなみなどにはとても良い日です。
今回の「天赦日」は「甲子」と重なり、何かを始める「こと始め」には更によい日です。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
日に日に朝夕めっきり寒さを感じるようになりました。もうすぐ師走です。今年のうちにやり残した事のある方は、今年のうちに決断して対処しましょう。
季節の変わり目です風邪などお召しにならないよう、お体ご自愛専一の程
筆者敬白