■10月1日「共同募金」です。■
「共同募金:きょうどうぼきん」は、昭和22年(1947)4月、少年の町(Girls and Boys Town)のカトリック聖職者エドワード・ジョゼフ・フラナガン神父のすすめで、長崎・佐賀・福岡で実施されたのが始まりです。
敗戦によって激増した生活困窮者及び民間の福祉施設の資金的困窮を救おう、という趣旨で始められたものです。
昭和26年(1951)社会福祉事業法が制定され、共同募金が法制化されました。現在は「社会福祉法」により進められています。募金者に「赤い羽根」を渡すのは、アメリカの共同募金にならったもの。
共同募金は、事前に地域内の社会福祉施設や社会福祉団体、ボランティア団体等から活動の為の資金ニーズを取り纏め、使い道の計画を立ててから募金を行う計画募金です。
一定額以上寄附した個人や団体に対し、共同募金会から感謝状や感謝楯が贈呈されます。また、厚生労働大臣から感謝状が贈られます。
「赤い羽根共同募金」は、全国一斉に行われます。期間は10月1日~12月31日まで。12月中は歳末助けあい募金もあわせて行われます。
◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆
ついさっきまでは暑い日が続き、台風など災害の多い夏のイメージでしたが、赤い羽根の共同募金と聞くと、「ああもう歳末が近いなあ~」と感じ、年末が近づいているイメージです。
筆者敬白