■6月23日「沖縄慰霊の日」です。■
「慰霊の日」は、昭和20(1945)年6月23日に太平洋戦争末期の沖縄戦が終結したことにちなんで、琉球政府及び沖縄県が定めた記念日です。
1945年4月1日、アメリカ軍の沖縄本島上陸によって本格的に開始された沖縄戦は、第32軍司令官・牛島満大将をはじめとする司令部が自決した日をもって組織的戦闘が終結したとされています。
これは、民間人を巻き込んだ日本国内での最大規模の地上戦で、また日米最後の大規模戦闘となりました。
日本側の死者・行方不明者18万8千人、沖縄県出身者は12万2千人、そのうち9万4千人が民間人。負傷者数は不明。アメリカ軍側の死者・行方不明者1万2千人、負傷者7万2千人。日本側の死者数は戸籍が焼失したり、一家全滅が少なくないなどの事情があり、実数はこれを大きく上回るものと思われます。
1974年に制定された「沖縄県慰霊の日を定める条例」によれば、「我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため」(条例第1条)6月23日を「慰霊の日」と定めています。
毎年、この日には糸満市摩文仁の「平和祈念公園」で沖縄県が主催する「沖縄全戦没者慰霊祭」が行なわれます。沖縄戦犠牲者の遺族やその子孫などが集まり、式典中の正午には黙祷が捧げられます。
◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
毎年、この日には糸満市摩文仁の「平和祈念公園」で沖縄県が主催する「沖縄全戦没者慰霊祭」が行なわれます。沖縄戦犠牲者の遺族やその子孫などが集まり、式典中の正午には黙祷が捧げられます。
◇◇◇◇編集後記◇◇◇◇
日本人なら忘れてはいけない日です。
多くの尊い犠牲の上に成り立っている今の日本を誇りあるものにしましょう。「一燈照隅、萬燈照国」明るく誇りのある国にするのは一人一人の心がけからです。
まだ梅雨が空けない日本列島です。梅雨が明ければこれからは夏本番です。体調管理にはくれぐれも気をつけましょう。
皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白
筆者敬白