2017.02.01
今月の展望

【平成29年2月】一白水気月、壬寅 如月の展望

平成29年(皇紀2677西暦2017) 2月4日(立春)から暦の上の新年です。

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◆「2月の展望」◆
 2月4日~3月4日(如月 立春~啓蟄の前日迄)
 二十四節気 「立春」りっしゅん「雨水」うすい
 今月の干支 「壬寅」みずのえ・とら
 今月の九気 「八白土気」はっぱく・どき

■「壬」みずのえ・じん 陽の水 ——————
壬の字は「妊」につながり、植物の内部に種子が生まれた状態をいいます。:みずのえは水気の兄と解釈されています。

■「寅」とら・いん 陰の土 ————-
「螾」(いん:「動く」の意味)で、春が来て草木が生ずる状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために動物の虎が割り当てられました。

■「八白土気」はっぱく・どき ————-
雑気◇南・火・熱・光・明・太陽・先見先知・名誉・表彰・栄転・昇格・受験・光明・灯明・陽炎・光線・照る・輝く・鏡・望遠鏡・写真・色彩・別離・切断・分離・脱退・除名・抗議・紛争・抗争・論争・結婚式・披露宴・綺麗・装飾・華美・見学・見物・権利・解決・裁判・鑑識・鑑定・測量・診察・火炎・放火・焼死・火葬など。
天象◇雨のち晴れ・晴れのち雨
場所◇検査場・学校・神社仏閣・教会・祈祷所・図書館・博物館・映画館・ガソリンスタンドなど。
事物◇証券・手形・証書・記録書類・原稿・契約書・許可書・領収書・教科書・免状・名刺・書籍・酒類・煙草・油・化粧品など。
人事◇中年女性・智者・学者・医者・鑑定者・審判官・裁判官・参謀・顧問・理事・教員・など。
生理◇眼・視力・頭脳・血球・顔面・扁桃腺など。
飲食◇お茶・コーヒーなど。
動物◇孔雀・鳳凰・雉・錦鶏鳥・金魚など。
植物◇紫陽花・芍薬・牡丹・日葵・万両・南天など。

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◆◆◆ まとめ ◆◆◆「八白土気」中宮月
○天候は、変化しやすい気候
○脊髄・耳鼻の疾患・気管支炎・腋臭・関節炎などに注意。
○地震、交代事、整理、改造、崖崩れ、土砂崩れ、転落、落下、落石等が話題になります。

今月は、
▼大風、突風、竜巻、地震、崖崩れ、土砂崩れ、転落、落下、落石、雪崩、山の事故、火山の噴火などが懸念されます。
▼航空機や空港での事故やトラブル、通信・インターネット関係のトラブル、貿易、縁談、就職、世間関係などでのトラブルや事件にも注意が必要です。
▼現金強奪、金融機関、金銭問題、食中毒、食品や遊興場などでのトラブルや事件にも注意が必要です。
▼インフルエンザ、感冒、ウイルス性の病、花粉症なども懸念されます。
株価は長引く、為替の乱高下、経済は波乱。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南西及び北東方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の南西及び北東方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆◆◆ 九星気学とは ◆◆◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて、はじめて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、たどり着くまでを「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。

そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。

このように天からの恩を忘れず、感謝することで「幸せになる」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2017.01.25]

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