2014.06.06
今月の展望

【平成26年6月】四緑木気・庚午、水無月の展望

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◆◆◆「6月の展望」◆◆◆
  6月6日~7月6日(水無月 芒種~小暑の前日迄)
  二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし
  今月の干支 「庚午」かのえ・うま
  今月の九気 「四緑木気」しろく・もっき

■「庚」かのえ・こう 陽の金 ——————

庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする前ぶれです。
十干では7番目に宛てられました。
日本では「かのえ」(金の兄)ともいいます。

■「午」うま・ご 陽の火 ————-

「午」はは『漢書』律暦志によると「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しています。

後に十二支では、動物の馬(午)が割り当てられました。

◆「四緑木気」◆

雑象◇巽・風・緑・遠方・旅行・往来・運搬・縁談・結婚・信用・評判・誤解・行き違い・外交・交通・通勤・遅延・整理・迷い・世話・通知・報告・就職など。

場所◇玄関・道路・線路・飛行場・郵便局・鳥屋・呉服店・蕎麦屋・建具屋・など。

事物◇帯・紐・縄・電柱・木材・敷居・風船・飛行機・凧・煙・羽根・線香・のれん・手紙など。

飲食◇麺類・繊維質・燻製品など。

人事◇長女・案内人・セールスマン・大工・迷子・運送業者・配達人・仲介人など。

生理◇腸・左手・太腿・食道・気管・動脈・呼吸器・風邪・など。

動物◇蛇・蝶・鳥類・ミミズ・鶴・きりん・とんぼなど。

植物◇百合・大蒜・糸瓜・菖蒲・朝顔など。

◆◆◆ まとめ ◆◆◆「四緑木気」中宮月

〇天候は、比較的暖かいが風の吹く日が多い月です。

〇感冒、インフルエンザ、マイコプラズマやウィルス性の病に注意。 

〇就職、結婚、交渉事、信用問題、通信、航空機関係、貿易関係等が話題になります。

〇今月は、天変地異、大地震、火山の噴火、爆発、火災、台風、竜巻、大風、転落、落下、落石、土砂崩れなどが起こる恐れがあります。お出かけの際には、注意が必要です。

〇またテロ、暴動、発砲事件、過激的な事件、詐欺事件、脱税事件、旧悪露見、企業倒産、破産、凶悪凶暴な事件、殺人事件、通り魔事件も懸念されます。

〇航空機、鉄道のトラブルや事故、の懸念があります。

〇インターネットや通信関係のトラブル事件、貿易関係のトラブルが懸念されます。

〇風邪、インフルエンザ、ウィルス性の病(風疹やSARSなど)、食中毒も懸念されます。

〇政財界、企業や各界のトップ等の交代などが起こりやすい月柄です。

〇政治、教育、宗教に関する事柄、裁判事件、離別問題なども話題になります。

〇為替、金融、経済、株価等はよくありません。

≪経営者・管理者必見≫

〇今月は会社、事務所等から見た南東、北西及び北方位との新規取引は延期等見合わせてください。

〇また会社や事務所、住居の南東及び北西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。


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◆◆ 九星気学とは ◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2014.05.03]

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