2014.01.02
今月の展望

【平成26年1月】九紫火気・乙丑、睦月の展望

121004_1.jpg ◆◆◆「1月の展望」◆◆◆


 1月5日~2月3日(睦月 小寒~立春の前日迄)
  二十四節気 「小寒」しょうかん「大寒」だいかん
  今月の干支 「乙丑」きのと・うし
  今月の九気 「九紫火気」きゅうし・かき 

■「乙」きのと・おつ 陰の木 —————— 
乙の字は、ジグザグな形を表したもので、そこから、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねっている状態の意味です。十干の2番目にあてられました。日本では「きのと」(木の弟)ともいいます。 

■「丑」うし・ちゅう 陰の土 ————- 
『漢書』律暦志によると「丑」は「紐」(ちゅう:「ひも」「からむ」の意味)で、芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しています。
また、指をかぎ型に曲げて糸を撚ったり編んだりする象形ともされています。覚え易くするために動物の牛が割り当てられました。 

◆◆「九紫火気」きゅうし・かき —————–◆◆ 
雑気■南・火・熱・光・明
   ◇太陽・先見先知・名誉・表彰・栄転・昇格・受験・光明・灯明・陽炎・光線・照る・輝く
   ◇鏡・望遠鏡・写真
   ◇色彩など。
   ◇別離・切断・分離・脱退・除名・抗議・紛争・抗争・論争・勝負事
   ◇結婚式・披露宴
   ◇綺麗・装飾・華美
   ◇見学・見物
   ◇権利・解決・裁判・鑑識・鑑定
   ◇測量・診察
   ◇火炎・放火・焼死・火葬など。
場所■役所・検査場・学校・神社仏閣・教会・祈祷所・図書館・博物館・映画館・ガソリンスタンドなど。 
事物■証券・手形・証書・記録書類・原稿・契約書・許可書・領収書・教科書・免状・名刺・書籍・酒類・煙草・油・化粧品など。 
人事■中年女性・智者・学者・医者・鑑定者・審判官・裁判官・参謀・顧問・理事・教員・警察官など。 
生理■眼・視力・頭脳・血球・顔面・扁桃腺など。 
飲食■お茶・コーヒーなど。 
動物■孔雀・鳳凰・雉・錦鶏鳥・金魚など。 
植物■紫陽花・芍薬・牡丹・日葵・万両・南天など。 

◆◆◆ まとめ ◆◆◆「九紫火気」中宮月 
〇天候は、雨のち晴れ、晴れのち雨で比較的暖かいです。 
〇頭の病、喉の病、頭痛、火傷、歯痛、扁桃腺、喘息、結膜炎などに注意。 
〇政治、教育、宗教問題、医療事故、船舶事故、薬品等の問題が話題になります。 
今月は、 
〇政治、教育、宗教問題、紛争、
〇闘争問題、医療事故、船舶事故、
〇石油、科学薬品等の問題等が気になる月です。 
以上の問題が悪い形で出てきます。 
〇局地的な大雨、大雪、洪水、水害(干ばつ含む)、水の事故には注意が必要です。 
〇また家出、紛失、誘拐、誘惑事件、スパイ事件、 
〇手形・小切手のトラブル等も懸念されます。 
〇古い問題(事件、事故など)の再発、 
〇労働問題、営業問題、 
〇ご婦人の問題などの悪い話題も気になります。 
〇地震、火災、テロ、暴動、発砲事件等が懸念されます。 
≪経営者・リーダー必見≫ 
〇今月は会社、事務所等から見た北、南及び南西方位との新規取引は延期等見合わせてください。 
〇また会社や事務所、住居の北及び南の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

tembo_header.jpg◆◆生活に「今月の展望」を取り入れた生き方◆◆
私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。


何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考察しましょう。アクシデントは国や企業、組織や家庭内でも起こります。改革、革命、事件、事故などの現象は大小を問わずいつでも生じています。天変地異の代表である地震や津波、台風なども自然界では淘汰の現象の一つといえます。


[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる現象を載せてあります。避けるもよし、立ち向かうもよしです。起こりうる内容を認識して、これからの日常に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを「時の氏神が味方をした」などと言います。時間というタイミングを得ると実力以上の成功や結果に恵まれるということです。 

 

[2013.12.05]

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