2013.10.08
今月の展望

【平成25年10月】三碧木気、神無月の展望

121004_1.jpg ◆◆◆「10月の展望」◆◆◆
  10月8日~11月6日(神無月 寒露~立冬の前日迄)
  二十四節気 「寒露」かんろ「霜降」そうこう

  今月の干支 「壬戌」みずのえ・いぬ
  今月の九気 「三碧木気」さんぺき・もっき



■「壬」みずのえ・じん 陽の水 ——————


壬の字は「妊」につながり、植物の内部に種子が生まれた状態をいいます。
日本では「みずのえ」(水の兄)ともいいます。

 ■「戌」いぬ・じゅつ 陽の土 ————-

「戌」は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)で、草木が枯れる状態を表しています。
後に、覚え易くするために動物の犬が割り当てられました。
犬はお産が軽いとされていることから、安産祈願は、戌の日がよいとされ、懐妊した帯祝いなどには戌の日を選ぶ風習があります。


◆◆「三碧木気」さんぺき もっき◆◆

雑象◇東・震・青・雷・春・声・虚・咳・驚き・口笛・進む・昇る・動く・現れる・揺れる・激しい・騒がしい・新しい・活発・若さ・焦り・希望・進出・発展・繁栄・明朗・復興・顕現・発明・発見・アイデア・企画・虚構・軽率・爆発・悲鳴・銃声・音楽・音響・宣伝・評判・叱咤・言訳・癇癪・叱責・失言・短気・立腹・憤慨・喧嘩・詐欺・漏電・火災など。

場所◇講演会場・音楽会場・青果市場・電話局・発電所・火薬庫・射的場など。

天象◇東風・雷雨・落雷・雷鳴・稲妻・地震・噴火・爆発など。

事物◇音響装置・ラジオ・ステレオ・レコード・ピアノ・オルガン・三味線など。音の出るもの。

生理◇肝臓・神経痛・痙攣・リウマチ・ヒステリーなど。

人事◇長男・若者・青年・歌手・噺家・発明家・アナウンサー・青果商・寿司屋・庭師・詐欺師など。

飲食◇若芽・野菜・海草・新茶・寿司・柑橘類・酢の物・酸っぱいもの。

動物◇兔・蜂・蝉・蛙・百足・鈴虫・ひばり・ヒナ鳥など。

植物◇青野菜・木の芽・植木・盆栽・みかんなど。


◆◆◆ まとめ ◆◆◆「三碧木気」中宮月
 
○今月は天候は、暖かく晴れの日が多いです。

○肝臓、胃酸過多、神経痛、火傷に注意。

○今月は、地震、落雷、雷雨、火災、爆発、テロ、暴動、発砲事件、詐欺事件、若者が関係する事件や事故に関する話題が気になる月です。

○また台風、竜巻、大風、航空機のトラブルや事故、鉄道関連のトラブルや事故、に注意

○インターネットや通信関係のトラブル事件、貿易関係のトラブルが気になります。 
○これから風邪、インフルエンザ、ウィルス性の病(風疹やSARSなど)が懸念されます。

○さらに経済の悪化、現金強奪事件、食中毒、金銭トラブル、遊技場でのトラブルなどに注意が必要です。

○なお古い事柄、ご婦人関係、土地不動産、交代事等では明るい話題も出てきます。

≪経営者、リーダー必見≫

○今月は会社、事務所等から見た東、南東及び西方位との新規取引は延期等見合わせてください。

○また会社や事務所、住居の東及び西の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆ 九星気学とは ◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。

今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

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季節の入れ替わりに配置されるのが「土用」です。10月20日から11月6日迄の期間は「夏の土用」です。土用によって夏は完全に消滅し、秋が壮んになり、冬が生成されます。11月7日「立冬」となって暦の上では冬の季節に入ります。

土用はあらゆるものを荒廃させ、死滅させる作用を持つとと同時に、新しいものを育む作用を持ちます。命あるものは、腐敗、死滅して土に帰り、一方、新しい命は土の中に生じています。すべてに始めがあって「壮ん:さかん」となり、そして終わります。これが「生・旺・墓」の三合の理
ですが、土用の月は「墓」にあたりますので、今月は物事が終結し、結果が出る月です。

特に、春の始め「寅:2月」に生じた事柄は、「午:6月」に壮んとなり「戌:10月」に終わりを迎え結果が出ます。(火局三合)今月中に終結しない事柄でも、「11月」には終了を迎えます。(木局三合)このように「酉:9月」に旺んになった事柄は「巳:5月」には始まっています。「丑:翌1月」には結果を出す努力をすべき、ということになります。(金局三合)

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」
(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 

[2013,
10,07]

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