2012.10.04
今月の展望

【平成24年10月】今月の展望

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◆◆「10月の展望」◆◆
 10月8日~11月6日(神無月 寒露~立冬の前日迄)
 二十四節気 「寒露」かんろ「霜降」そうこう

 今月の干支 「庚戌」かのえ・いぬ
 今月の九気 「六白金気」ろっぱく・きんき

「庚」かのえ・こう 陽の金 ——————
庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態として、7番目に宛てられた。日本では「かのえ」(金の兄)ともいう。

「戌」いぬ・じゅつ 陽の土 ————-
「戌」は「滅」(めつ:「ほろぶ」の意味)で、草木が枯れる状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の が割り当てられた。

犬はお産が軽いとされることから、安産については、戌の日が吉日とされ、祝い などにはこの日を選ぶ風習がある。

「六白金気」中宮月
雑気◆乾(北西)・天・白・太陽・活動・多忙・健康・剛健・決断・膨張・大・円・信仰・施す・布施・賦与・後援・寄付・懐妊・充実・包容力・統率・投機・投資・相場・手形・規則・強硬・堅固・回転・循環・時計・地球儀など。
天象◆晴天・青空など。
場所◆城・神社・仏閣・教会堂・政府・官庁・警察・国会議事堂・防衛庁・運動場・競技場・野球場・交通機関・ビル・デパートなど。
事物◆金・銀・瑠璃・真珠・金剛石・鉱石・球・冠・円い物・兜・時計・帽子・機械・歯車頭巾など。
人事◆天皇・聖人・高貴の人・首相・大臣・社長・主人・夫・父・目上・老人・祖先・団長・管長・僧侶・投資家・大人物・機械業・首脳など。
生理◆頭・骨・心臓・左肺・動脈・血圧作用・手足の大骨など。
飲食◆梨・栗・みかん・りんごなどの果実。あべかわ餅など。
動物◆竜・象・獅子・ライオン・牝馬・犬・鯉など。 
tembo_header.jpg◆◆ まとめ ◆◆「六白金気」中宮
○天候、快晴。骨折・肺炎・心臓病・不妊症・肺結核などに注意。
○株、相場、閣僚、官僚、官庁、公務員、スポーツ、交通機関関係等の問題が話題になります。
○今月は、地震、天変地異に注意が必要です。
○経済悪化、金銭トラブル、株価、為替の乱高下、現金強奪、偽札事件、凶悪凶暴な殺人事件、悲惨な交通事故、崖崩れ、土砂崩れ、転落、落下、落石、山の事故などにも注意が必要です。
○政財界トップの交代や相続、後継者問題などのトラブルも話題になります。スポーツでのトラブル、公務員等の不祥事事件、企業破産や倒産も話題になります。
≪リーダー・経営者必見≫
○今月は会社、事務所等から見た南東及び北西方位との新規取引は延期等見合わせてください。
○また会社や事務所、住居の南東及び北西の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

110620_19.jpg ◆◆ 九星気学とは ◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

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季節の入れ替わりに配置される「土用」ですが、今月の16日から5月4日迄の期間は「春の土用」です。土用によって春は消滅し、夏が生成されます。5月5日「立夏」となって暦の上では夏の季節に入ります。
 
土用はあらゆるものを荒廃させ、死滅させる作用を持つとと同時に、新しいものを育む作用を持ちます。命あるものは、腐敗、死滅して土に帰り、一方、新しい命は土の中に生じています。すべてに始めがあって「壮ん」となり、そして終わります。これが「生・旺・墓」の三合の理ですが、土用の月は「墓」にあたりますので、今月は物事が終結し、結果が出る月と考えられます。

特に、春の始め「2月」に生じた事柄は、「3月」に壮んとなり「4月」に終わりを迎え結果が出ます。今月中に終結しない事柄は、来月「5月」に再スタートし「7月」には結果を出す努力をすべき、ということになります。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 

[2012.10.04]

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