2012.06.05
今月の展望

【平成24年6月】今月の展望

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◆◆「6月の展望」◆◆
 6月5日~7月6日(水無月 芒種~小暑の前日迄)

 二十四節気 「芒種」ぼうしゅ「夏至」げし

 今月の干支 「丙午」ひのえ・うま

 今月の九気 「一白水気」いっぱく・すいき

■「丙」ひのえ・へい 陽の火 ——————
丙の字は、脚が張り出た台を形取ったもので、そこから、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態の意味として、十干の番目に宛てられた。日本では「ひのえ」(火の兄)ともいう。


■「午」うま・ご
陽の火
————-
「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の馬が割り当てられた。


◆「一白水気」 いっぱく すいき 
————

雑気◇北・坎・白・冬・夜・暗・穴・写・裏・盲・病・貧・胎。陥る・寝る・眠る・下がる・垂れる・浸る・漬ける・落す・消す・消える・隠れる・足跡・手品・水力・海水・水害・寒冷・沈殿・沈没・流れる・濡れる。洗面・入浴・水泳・潜在・隠匿・行方不明・敗北・没収。引き込む・沈着・立ち消え・湿布・交わり・苦しみ・悩み・泣く・困難・窮地・恐慌・愁眉・落胆・失恋・約束・遺恨・強情・失念・思案・思念・計画・創造・無言・孤独・親愛・秘密・密会・色情・塗る・染まる・結ぶ・連結など。

天象◇雨・雪・霜・霧・雲・霞・露・水気・寒冷・冷気・水蒸気・月光・星光など。

場所◇水田・水源地・温泉地・海水浴場・海中・河川・池・井戸・滝壺・穴の中・深い所・暗い所・寒い所・寂しい所・裏口・裏門・寝室・浴槽・洗面所・天井裏・水道局・水族館・留置所・土牢・空き家など。

事物◇心棒・釦(ぼたん)・筆・ペン・インク・墨・漆・染料・消火器・クジラ幕(黒白の幕)・位牌・石碑・如雨露・蒸気・日蔭・人影・袈裟・裃・手拭など。

人事◇中年の男性・部下・配偶者・僧侶・著述家・哲学者・書家・魚屋・漁師・塗装業・染色業・裸体・病人・スパイ・愛人など。

生理◇腎臓・鼻孔・耳孔・陰部・膀胱・尻・生殖器・精液・卵巣・睡眠など。

飲食◇冷水・飲料水・牛乳・塩・醤油・塩漬物・塩辛・蛋白質・魚類など。

動物◇烏賊・蛸・海月・魚類の卵・おたまじゃくし・蛙・狐・ラッコ・モグラ・豚・鼠・コウモリ・猫・蛍・虫の卵など。

植物◇水仙・福寿草・蘭・蓮華・水草・藻・寒椿・寒梅・藤の花・柳など。


◆◆
まとめ
◆◆「一白水気」中宮

〇天候は、寒く雨が多い。

〇皮膚病、不眠症、痴呆症、ガン、糖尿病、下の病に注意しましょう。

〇交際取引、スパイ行為、家出、策謀、色情問題等が話題になります。

〇今月は、大雨、洪水、水害、水の事故、裏切り、策謀、スパイ事件、誘惑、誘拐、家出事件などが気になる月です。

〇天変地異、地震、凶悪凶暴な殺人事件、盗難事件、企業倒産、破産事件、悲惨な事故等が懸念されます。

<リーダー・経営者必見>
〇家庭内の問題、旧知の人との問題が起きやすく、労働問題、営業問題、古い事件の再発、ご婦人等が当事者となる事件などが懸念されます。

〇今月は会社、事務所等から見た北、南方位との新規取引は延期等見合わせてください。

〇また会社や事務所、住居の北及び南の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

110804_20.jpg◆◆生活に「展望」を取り入れた生き方◆◆

私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。


何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。


[今月の展望]は、二十四節気や干支、九気からはじまります。月の干支は、お祝いなど冠婚葬祭に役に立ちます。社会でのトラブルは普段のちょっとした気配りなどで、避けることができます。干支を生かすことで、知らず知らず大きなトラブルを避けているのです。最後の[まとめ]には、これから起こりうる社会現象を載せました。経験的に繰り返されたことなので、内容を認識して日常生活に役立てましょう。

人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 

[2012.05.31]

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