2012.04.04
今月の展望

【平成24年4月】今月の展望

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◆◆「4月の展望」◆◆
 4月4日~5月4日:(卯月 清明~立夏の前日迄)
 二十四節気 :「清明」せいめい「穀雨」こくう
 今月の干支 :「甲辰」きのえ・たつ
 今月の九気 :「三碧木気」さんぺき・もっき

「甲」きのえ・こう 陽の木 ——————
甲の文字は亀の甲羅を形取ったもので、そこから、甲羅のような堅い殻に覆われた種の状態の意味である。日本では「きのえ」(木の兄)ともいう。

「辰」たつ・しん 陽の土 ——————-
「辰」は『漢書』律暦志によると「振」(しん:「ふるう」「ととのう」の意味)で、草木の形が整った状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために神話上の動物である龍が割り当てられた。

◆「三碧木気」さんぺき もっき
雑象◇
東・震・青・雷・春・声・虚・咳・驚き・口笛・進む・昇る・動く・現れる・揺れる・激しい・騒がしい・新しい・活発・若さ・焦り・希望・進出・発展・繁栄・明朗・復興・顕現・発明・発見・アイデア・企画・虚構・軽率・爆発・悲鳴・銃声・音楽・音響・宣伝・評判・電報・通知・伝言・叱咤・言訳・癇癪・叱責・失言・短気・立腹・憤慨・喧嘩・詐欺・漏電・火災など。
場所◇講演会場・音楽会場・青果市場・電話局・発電所・火薬庫・射的場など。
天象◇東風・雷雨・落雷・雷鳴・稲妻・地震・噴火・爆発など。
事物◇音響装置・ラジオ・ステレオ・レコード・ピアノ・オルガン・三味線など。音の出るもの。
生理◇肝臓・舌・神経痛・痙攣・リウマチ・ヒステリーなど。
人事◇長男・若者・青年・歌手・噺家・発明家・アナウンサー・青果商・寿司屋・庭師・詐欺師など。
飲食◇若芽・野菜・海草・新茶・寿司・柑橘類・酢の物・酸っぱいもの。
動物◇兔・蜂・蝉・蛙・百足・鈴虫・ひばり・ヒナ鳥など。
植物◇青野菜・木の芽・植木・盆栽・みかんなど。

◆◆ まとめ ◆◆「三碧木気」中宮
・天候は、暖かく晴れの日が多いでしょう。
・肝臓、胃酸過多、神経痛、火傷に注意しましょう。
・地震、爆発、発砲事件、詐欺、広告宣伝、電気製品、野菜類、音楽、騒音、若者等が話題になります。
・今月は、地震、爆発、発砲事件、転落、落下、落石、大風、突風、竜巻等が気になる月です。
・経済の悪化、金銭トラブル、金融機関の不祥事、現金強奪、偽札事件、為替相場の乱高下等も懸念されます。
・旧悪露見、詐欺事件、貿易トラブル、結婚破談、インフルエンザやウィルス性の病、航空機や、通信関係のトラブル等にも注意しましょう。
・食糧問題、食中毒、飲食でのトラブルや遊技場でのトラブルなども話題となります。
≪リーダー経営者必見≫
・トップ要人の交代事、雪崩、崖崩れ、山の事故や転落事故にも注意が必要です。
・今月は会社、事務所等から見た東、西、北西(乾)方位との新規取引は延期するなど見合わせてください。
・会社や事務所、住居の東及び西の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆ 九星気学とは ◆◆
九星気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。
運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。
この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。
一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。
そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。このように恩を忘れず感謝することから「幸せになるのだ」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

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季節の入れ替わりに配置される「土用」ですが、今月の16
日から5月4日迄の期間は「春の土用」です。土用によって春は消滅し、夏が生成されます。5月5日「立夏」となって暦の上では夏の季節に入ります。
 
土用はあらゆるものを荒廃させ、死滅させる作用を持つとと同時に、新しいものを育む作用を持ちます。命あるものは、腐敗、死滅して土に帰り、一方、新しい命は土の中に生じています。すべてに始めがあって「壮ん」となり、そして終わります。これが「生・旺・墓」の三合の理ですが、土用の月は「墓」にあたりますので、今月は物事が終結し、結果が出る月と考えられます。
 
特に、春の始め「2月」に生じた事柄は、「3月」に壮んとなり「4月」に終わりを迎え結果が出ます。今月中に終結しない事柄は、来月「5月」に再スタートし「7月」には結果を出す努力をすべき、ということになります。

「時を得る者は昌え、時を失う者は亡ぶ」(時の運をうまく味方につけて追い風に乗る者は栄え、逆に追い風を見逃して向かい風に帆を揚げるようでは、苦難ばかりで、滅んでしまう。)タイミングがいいことを、時の氏神が味方をした。などと言い時を味方につけるとき、実力以上の成功に恵まれるということです。 


[2012.3.31]

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