2020.03.27
今月の展望

【令和2年4月】六白金気月、庚辰 卯月の展望

◆◆◆「4月の展望」◆◆◆
 4月4日~5月4日(卯月 清明~立夏の前日迄)
 二十四節気 「清明」せいめい「穀雨」こくう
 今月の干支 「庚辰」かのえ・たつ
 今月の九気 「六白金気」ろっぱく・きんき
 今月の二十八宿 「奎宿」けいしゅく、「西方白虎」せいほうびゃっこ


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■「庚」かのえ・こう 陽の金 ——————
庚の字は同音の「更」につながり、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態として、7番目に宛てられました。日本では「かのえ」(金の兄)ともいいます。

■「辰」たつ・しん 陽の土 ————-
「辰」は『漢書』律暦志によると「振」(しん:「ふるう」「ととのう」の意味)で、草木の形が整った状態を表しているとされています。後に、覚え易くするために神話上の動物である龍が割り当てられました。

■「奎宿」けいしゅく、「西方白虎」せいほうびゃっこ ————-
「奎」は和名で「斗掻き星(とかきぼし)」です。「西方白虎」七宿の第一宿(番目)にあたります。アンドロメダ座に位置して恒星はアンドロメダ座ζ星(ゼータせい)。中国でアンドロメダ座は「白虎の足」を意味しています。
婚礼、棟上げ、井戸掘り、旅立ち、神仏祈願、祭事、会合などには良い月です。反対に開店など新規の事には向かない月です。特に訴訟、交渉などは長引くか、成就しませんから避けましょう。

■「六白金気」ろっぱく・きんき ————-
★雑気★乾(北西)・天・白・太陽・活動・多忙・健康・剛健・決断・膨張・大・円・信仰・施す・布施・賦与・後援・寄付・懐妊・充実・包容力・統率・投機・投資・相場・手形・規則・強硬・堅固・回転・循環・時計・地球儀など。
★天象★晴天・青空など。
★場所★城・神社・仏閣・教会堂・政府・官庁・警察・国会議事堂・防衛庁・運動場・競技場・野球場・交通機関・ビル・大きな建造物など。
★事物★金・銀・瑠璃・真珠・金剛石・鉱石・球・冠・円い物・兜・時計・帽子・機械・歯車・頭巾など。
★人事★天皇・聖人・高貴の人・首相・大臣・社長・主人・夫・父・目上・老人・祖先・団長・管長・僧侶・投資家・大人物・機械業・首脳など。
★生理★頭・骨・心臓・左肺・動脈・血圧作用・手足の大骨・など。
★動物★ライオン・犬・牛など。
★飲食★梨・栗・みかん・りんごなどの果実・牛肉など。

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◆◆◆ 六白金気中宮月まとめ ◆◆◆
○天候は、快晴。
○骨折・肺炎・心臓病・不妊症・肺結核などに注意。
○株、相場、閣僚、官僚、官庁、公務員、スポーツ、交通機関関係等の問題が話題になります。

≪今月の事件トラブル、経済方向性≫
▼地震、天変地異、自然災害などが懸念されます。
▼山の事故、雪崩、土砂崩れ、転落、落下、落石事故なども懸念されます。
▼倒産、破産、凶悪凶暴な殺人事件、食中毒が気になる月です。
▼閣僚、官僚、公務員、官公庁の不祥事事件、交代ごとでのトラブルなどが懸念されます。
▼スポーツに関するトラブルや不祥事事件、悲惨な交通事故なども懸念されます。
●経済、為替は安定が期待できる。株価は乱高下、波乱の恐れ。

≪経営者、管理者必見≫
今月は会社、事務所等から見た南東方位、北西方位との新規取引は延期等見合わせてください。
また会社や事務所、住居の南東方位、北西方位の戸締りを厳重にして防犯に努めてください。

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◆◆◆◆ 気学とは ◆◆◆◆
気学は、古代中国の儒家哲学思想が、その発祥といわれています。
今から四千年以上も前のこと、大自然を年々、月々、日々刻々と変化させるエネルギーの「気」に、一定の周期があると見出しました。これが現在の「暦」の始まりです。
そしてその「気」のエネルギーは、私たち人間にも、それなりの影響を与えています。
このエネルギーを「九つの数」に分類し「七つの色」に区分したのが「九気」なのです。
一白水気・二黒土気・三碧木気・四緑木気・五黄土気・六白金気・七赤金気・八白土気・九紫火気と呼び、9種類に大別します。
人の誕生の瞬間に自然界から全身に受けた「気」に当てはめて、一白水性・二黒土性・三碧木性・四緑木性・五黄土性・六白金性・七赤金性・八白土性・九紫火性と呼びます。

運命は大別すると、生まれた瞬間に天から与えられる「先天の運」と、生まれてから死ぬまでの「後天の運」があります。
人の一生には「運気」がついて、はじめて廻るもので、運が良し悪しは誰にでも当てはまります。人間も自然の一部なので、大自然の「気」すなち「運」が与えらているものなのです。
運命とは、命の行く末のことで、たどり着くまでを「運び」などともいいます。
まず、自らの今を知ることが第一歩です。「今の自分が盛運期なのか衰運期なのか」を認識することです。
そして、備わった自然の法則に従って、判断、行動することで、運気を上手に活かし、運の軌を切り開き、与えられた運命を上昇させていきましょう。
未来の運命が大難だったら小難に、小難だったら無難に変える行動を取りましょう。そして無難だったら、さらに発展させ幸福になるような行動を取るのです。

この自然の恩恵を「祐気」といって、人生に福禄寿をもたらします。
また「尅気」という悪い気もあるのです。すべては行動・発言という原因から発現する結果なのです。
人は皆、幸福を願います。そこで「宿命は変えられないけれど、運命は変えられる」ことを知りましょう。

一見すると簡単なような気学ですが、東洋哲学の一翼で、奥が深く、終わりのない学問だといわれます。
とはいっても、ある程度の基礎をマスターすれば、それぞれの願望を充足する最も近道だといえます。
気学の片鱗を知って役立てることで、宿命に目覚め、運命を切り開くツールなるのです。

そして、気学によってあなたの存在は、最も輝かしいものになるでしょう。

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私達は自然の中に生かされています。自然の法則に逆らった時には、トラブルやアクシデントが起こるものです。自然との共生を疎かにし、目先に走った結果、大切なものを失います。そして、取り戻すに莫大な時間と費用を費やすことになるのです。
 
何らかのアクシデントは、軌道修正するよう促されていると考えましょう。それは、国や企業、組織や家庭でも起こり、改革、革命、事件、事故等、その現象はいつでも生じます。また、地震や津波、台風など天変地異も自然界では淘汰の現象のひとつといえます。
 
人は苦難に直面すると、目先に囚われて対応を焦り、本質的な問題を見過ごしてしまいがちです。このような時こそ、信念で問題に立ち向かい、苦難を辛抱強く乗り越える勇気の人に、本当の解決がおとずれるものです。幸せだから感謝するのではなく、苦難を感じられることにも感謝するのです。

このように天からの恩を忘れず、感謝することで「幸せになる」、ということを常日頃から心掛けたいものです。

[2020.03.27]

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