◆中小企業の運転資金や新たなビジネスに、個人から資金を調達するネット上のソーシャルレンディングと呼ばれる小口金融が拡大しています。金融機関から融資を受けづらい案件を中心に出資され、年内には100億円に達する勢いです。金融機関の融資が伸び悩むなか、個人と企業を繋ぐ新しい金融が広がりを見せています。
◆経済産業省は、平成25年度から次世代自動車などのモーターに欠かせないレアアース(希土類)の試掘を本格化します。南鳥島沖の海底約40ケ所を試掘し、濃度の高い地点を特定、商業生産に結びつけます。資源の少ない日本といわれるなか、レアアースやメタンハイドレードなど採掘技術の向上で資源大国になるのも夢ではなくなってきています。
◆日本百貨店協会が19日発表した1月の売上高によると、大阪地区で前年同月比3.3%増の735億円と3ケ月連続で前年を上回り、神戸地区でも同5.3%増の150億円と6ケ月連続前年を上回っています。全体的に年明け初売りセールが堅調に推移し、大阪では阪急百貨店梅田本店の増床・改装効果が追い風となっています。
◆日本政策投資銀行は18日、米国の新たな天然ガス・シェールガスが日本へ輸入された場合、平均調達価格は平成32年時点で現状より約15%低減する試算を発表。国内の電力各社では相次ぎ値上げ申請されるなか、国内製造業では現燃料価格を劇的に低減するシェールガス関連ビジネスに関心を高めています。
今週の時事経済記事です。
総務省・家計調査」家計の消費支出2年ぶりに増加!住宅ローン利用者の割合は過去最大の上昇幅
[2013.2.23配信]
総務省は2月19日、「2012年家計調査(速報)」を発表。単身世帯を含む1世帯当たりの消費支出額は月平均で24万7,651円と、物価が上下する影響を除く実質では前年から0.2%増。2年ぶりに前年を上回りました。同省の家計調査・・・・・・・・続きはこちらから
「春の味覚」イカナゴ全面禁漁!/「絶滅危惧種」指定のウナギ供給安定に向け、政府予算1.5億円
[2013.2.22配信]
スーパーの店頭にはウドやフキノトウなどが並び始めました。少しずつ春の訪れを感じます。酒呑みが楽しみにする春の味覚の1つに「小女子(コウナゴ/イカナゴ)」がありますが、今年はこのイカナゴを楽しむことにも苦労すること・・・・・・・・続きはこちらから
第三者個人保証の排除、円滑な資金供給の障害/明治以前から引きづる民法改正!
[2013.2.21配信]
法務相の諮問機関である法制審議会において、中小企業への融資に求められる個人保証を排除する民放改正案が浮上しています。保証人は、融資の借り手企業が金融機関などへ返済が履行されない場合、代わりに返済しなければならない・・・・・・・・続きはこちらから
地元企業の資金繰り支援ABL(動産担保融資)地銀64行が始動!担保価値データ共有で円滑に資金供給
[2013.2.20配信]
金融庁は2月5日、「ABL(Asset Based Lending:動産担保融資)の積極的活用について」を公表。中小企業などの経営改善や事業再生などを図るための資金や、新たなビジネスへ向けた資金確保にABLを積極的に活用できるよう・・・・・・・・続きはこちらから
復活!USビーフ 米国産牛肉の輸入規制緩和、高まる需要拡大気運
[2013.2.19配信]
厚生労働省は牛海綿状脳症(BSE)対策として行ってきた米国産牛肉の輸入規制を2月1日より緩和しました。輸入できる牛の月齢を「20カ月以下」から「30カ月以下」に拡大。これを受け、今月後半にも、新基準に則した・・・・・・・・続きはこちらから
改正農地法の規制緩和効果!農業への企業参入、3年で1,071法人増加は5倍のペース
[2013.2.18配信]
農林水産省は2月8日、「企業などの農業参入について」を発表。平成21年12月に改正農地法施行後、昨年12月末までの3年で企業など新たに1,071法人が参入しました。同法改正前の6年間では、農業へ参入した企業は436・・・・・・・・続きはこちらから
[2013.2.24]